【随時更新】ヒダカミセバヤの育成記録【2022.01~】

昨年の晩夏のころ、近所の園芸店でたまたま見かけたのが、今回紹介するヒダカミセバヤ。肉厚の葉に、たくさん付いた紫色の蕾が愛らしく、一目惚れして購入しました。

ヒダカミセバヤは北海道に自生し、冬の間は地上部が枯れ、暖かくなると再び成長を始める植物のようです。ですが、僕が首都圏にて育てている子は現在、極寒期である1月の段階で新芽がたくさん出てきています。「おや、これはいったい?」と思ったので、育成記録をとってみることにしました。

昨年10月の写真

開花期の様子

こちらの写真は、2021年の10月中旬ごろに撮影した写真です。ヒダカミセバヤ自身を撮ると言うよりは、蜜を吸いに来ていた虫が可愛らしく撮影したため、植物の全体像が見えない点は御愛嬌で。

このように、ヒダカミセバヤは縁が紫がかった肉厚の葉に、紫色の小さな花を咲かせます。

2022年1月の様子

鉢全体の様子(2022.01.12撮影)

秋が深まり気温が低くなるにつれ、葉っぱが濃い紫色に紅葉していき、冬に入ると地上部が枯れていきました。初めにも触れたとおり、冬季は地上部が枯れると聞いていたので、冬の間は特に植物の動きを見ることはないのかな、と思っていたのですが、実際には枯れる地上部と入れ替わるようにポツポツと新芽が。

新芽が出ている様子 (2022.01.12撮影)

2枚目の写真は、すっかり地上部が枯れ、代わりに土の中から可愛らしい新芽が顔を覗かせている様子です。

観察

新芽の様子

新芽の大きさは、小指の爪よりも更に小さいです。形はロゼット型とでも言えば良いのでしょうか。葉の色は緑や紫がかった物など様々。これは単なる推測ですが、日の当たり具合で新芽の色にも変化が生じているのかもしれません。

土の中だけでなく、枯れた地上部の細い幹からも新芽が出ています。

管理について

寒さには強い種類らしいので、不織布で簡単な霜対策だけして、ベランダ管理をしています。ただし、特に冷える日は夜の間だけ一時的に室内へ取り込んでいます。首都圏でも雪が降った日は1日中室内に退避させていました。北海道で自生する植物なので、ひょっとすると対策不要なのかもしれませんが、念のため。

水やりは月に1,2回程度。水やりをして土が濡れている様な場合も、夜は室内管理しています。

2022年2月の様子

2月のヒダカミセバヤ
2月23日撮影

写真は2月下旬に撮影。

1月中旬頃と比べて、コレと言って変化があるようには見えません。まあ、まだまだ冬の真っ只中なので、当然と言えば当然でしょうか。

管理のしかたを少し変えたので、ひょっとするとそれが影響しているのかな?

管理について

月に1,2回ほどの水やりを行わないで育てています。ただ、雨が降った日の昼間は雨ざらしにしていたので、完全断水ではありません。その雨が降ることもほとんどなかったので、結果的に月に1,2回程度の灌水を継続した、ということになりますかね。

不織布による霜対策は継続。

2022年3月の様子

3月31日撮影

3月末日に撮影。

改めて2月に撮影した写真と見比べると、約1ヶ月でかなり成長していることがわかります。新芽の数が増え、節間が伸びてきました。葉自体も少し大きくなっているかな?

管理について

ベランダの日の当たる場所に放置しています。水やりは、土が乾いた状態が続いたらあげていますが、程よいタイミングで雨が降ることが多かったので、これもほとんど放置です。

植え替えは今のところ不要かなと考えていますが、本格的に春が訪れた段階で判断するかと。恐らくこのまま放置になりそうですが。

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